こんにちは!エイミーです。
今回から、書くワークをしていきたいと思います。
このワークを紹介する経緯については、一つ前の記事をぜひ読んでくださいね。
ではまず、紙とペンを用意してください。
今回の [ 親への葛藤・思い込みを整理する、書くワーク ] は
全4回で、紙は 5枚(もしくは5ページ)使います。
紙はなんでもいいですが、がしがし書いた後にあとから並べて見比べたりできるので、個人的にはコピー用紙がおすすめです。
なければ、ノートでも、書き損じの裏紙でも、十分に書けるスペースがあればOKです。
ペンは、なにかお気に入りのものを。
たくさん書き続けられる、書き心地のいいものにしましょう。
「あーはいはい、こういうやつね〜」と思ったそこのあなたッ!
わかります。わたしもそう思ってました。
しかし、書く力を、あなどるなかれ。
超アナログで地味(地道)な作業ですが、
言語化・視覚化していきましょう。
こういうことをやるのが、本当に、本当に・・・
大切やねんッ!
(タダだしやってみましょう)
全4回のうちの1回目の今回は、「自分について」です。
一番身近な自分について、改めて知りましょう。
できたらすっ飛ばさずに、一緒に順にやってくださいね!
では今回、書くのはこちら。
真ん中に線を引いて、
左側には自分の「すきなところ・長所」
右側には「すきになれないところ・短所」
を書いてください。
性格でも、何気ない行動でも、得意不得意なこと、
なんでもOKです。
行ったり来たりすると出て来づらくなるので、
まずはひとしきり片方を書ききってから、
次にもう片方に取りかかるのがいいです。
人から褒められた場面を小さい頃から順に思い出してみてもいいですし、
誰にも気づかれていない、自分だけがいつも気にかけていること、なんかももちろん書いてくださいね。
どんな小さなことでもいいです。
そういう小さなことが積み重なって、あなたという人間になっています。
必ず、最低でも15個ずつ以上、
できれば30個ずつ、書いてくださいね。
(たとえばわたしは、左側には「1対1で深い話をする」「興味を持つとトコトン調べる」、右側には「人にお願いをするのが苦手」「同調圧力のつよい集まり」「湿気の多い場所」など、かなり雑多に自分にまつわることを書き出しています)
「うん、十分に書けた」という実感が持てたら、
下に進んでくださいね。
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↓
↓
次に書くのは、こちら。
まずは、左側から。
これまでの人生での、自分に対しての「ごめんね」を書きましょう。
大きなことから小さなことまで、
どんなことでもいいです。
いやだったよね ごめんね、とか、
がんばらせてごめんね、とか、
自分に語りかけるように、まずは最低でも15個、
できたら30個書きましょう。
(もちろん書けるようなら50個、100個と書いてください^^)
(一例ですが、わたしの場合、「20代、無理なダイエットさせてごめんね」「長年、寝てない自慢に付き合わせてごめんね。(これからはしっかり寝るね)」「やらねばとしばしば追い込んでごめんね」などが出てきました)
「〜してごめんね」のあとに、「〜してあげるからね!」「これからは◯◯するよ!」とか、やさしいフォローの言葉を添えるのもすごくいいです。
「ごめんね」がひとしきり書けたら、次に、
自分に対しての「ありがとう」を書きましょう。
こちらも、大きなことから小さなことまで、
どんなことでもいいです。
小さい頃の思い出から順に思い出していくと、
がんばってきたこと、
なんとか踏ん張ったこと、
やるせなかったけど乗り切ったこと、
誰も見ていなかったことだって、
たくさんたくさん、あると思います。
〜してくれてありがとう
〜せずにいてくれてありがとう
自分に語りかけるように、まずは最低でも15個、
できたら30個書きましょう。
(もちろん書けるようなら50個、100個と書いてください^^)
今書いた、自分についての
「すき・すきになれない」「ごめんね・ありがとう」
が十分に書けていなかったり、
見返してまだ書き加えられることがあったら、
どんどん書き足しましょう。
「うん、十分に書けた」という実感が持てたら、
下に進んでくださいね。
↓
↓
↓
さて。
人ってつい、
自分の悪いところが気になり、
でもそれを認めるのがつらくて、
それに気づかないように内側に閉じ込める
(フタをして気づかないようにして生きる)
ということをやりがちですが、
書き出したものを見てみて、どう感じるでしょうか?
自分に正直に、あるがままに見ることができている人ほど、
「すき・すきになれない」の両方にバランスよく
(書いた個数ではなく、質的な量として)
大体同じだけの量を書けていると思います。
(間違えても、こんなにネガティブなことがある!なんて思わないでくださいね。全人類、すべての人が、両方をバランスよく備えています。)
すきだけが多かったり、すきではないほうが多かったり、
あまりに偏りがある場合には、
まだ書けることがあるはずなので、
視点を変えながら書き加えてみてくださいね。
そして、「ごめんね・ありがとう」のリストを見ながら、
自分自身に実際に声がけをして、労ってあげてください。
社会生活でも、家の中でも、
あんなことを言われたり、こんなことがあったりで、
人は自分のことを、自分では気づかないうちに
小さく、小さく見積もりがちです。
「あぁ、わたし、おれって、こんなにがんばってるじゃん。」
「これ、自分じゃなかったら、誰が認めてあげるんだよ。」
そうやって、自分を再評価してくださいね。
次の第2回目からは、親についてのワークに入ります。
これを読んだだけで、
胸のあたりや、みぞおちのあたりが
モヤモヤしてきている方。
わかります。
溜めている感情が、そこにある証拠です。
この1回目をしっかりやっておくことがとても重要なので、
ぜひたくさん書いて書いて、書き足して、
次の第2回にすすんでくださいね。
それでは第1回、お疲れさまでした!
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親への葛藤・思い込みを整理する、書くワーク 2(全4回)はこちら。
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