親への葛藤・思い込みを整理する、書くワーク 4(最終回)

こんにちは!エイミーです。

 

今回は、[ 親への葛藤・思い込みを整理する、書くワーク ] の最終回です。

 

もし前回までのワークをまだやっていない方がいたら、

そちらから先にやってくださいね。

 

eimi-i.hatenablog.com

親への葛藤・思い込みを整理する、書くワーク 1(全4回) - エイミーの人生好転ラボ

親への葛藤・思い込みを整理する、書くワーク 2(全4回) - エイミーの人生好転ラボ

親への葛藤・思い込みを整理する、書くワーク 3(全4回) - エイミーの人生好転ラボ

 

 

今回は、人によっては結構ハードな内容になるのではと思うのですが(わたしは最初やった時かなりこたえました)、だからこそ、やる価値があると思っています。

 

無理する必要はありませんが、ぜひトライしてみることをおすすめします。

 

 

最終回の今回も、取り組むのは1シートです。

 

一緒にやっていきましょう^^

 

 

今回、書いていくのは、こちら。


ご両親に対して、いまだに許せない、内に抱えていることを書きましょう。

 

今回に関しては、

ふんわりと「あれとか・・・」というよりは

 

「あの時の、あの件」

 

と、明確な記憶として出てくるかもしれません。

 

相手が親だから言えなかったこと、

いまだに理不尽だと思っていること、

 

これまで溜め込んできたことを書きましょう。

 

 

自分がこれ以上 傷付かないように、

長年ずっと内に抱えすぎて、

もうその思いが何なのかもわからない

「得体の知れない恐ろしいもの」

 

そうして気づかないようにしていることも、

紙に書き出してしまいましょう。

 

(そのままにしておくと「残高のわからない借金」のように、対応しようのない怖れが膨らんで、身体の内側からあなたを傷付けるでしょう)

 

 

「ずっと言葉にはできなかったけど、書けた」

「ひとまず、書ききった」

そう思えたら、下にすすんでくださいね。

 

 

 

 

さて。

 

出てきた数は少ないかもしれませんが、

かなりエネルギーが必要だったんじゃないかと

思います。

 

ご両親に対する、積年の思い。

 

紙に書き出して、改めて見て、

どんな風に感じるでしょうか?

 

「自分が小さかったから言えなかっただけで、今なら大丈夫なことだ」

(あの頃の自分、よくがんばったね)

 

と思うこともあれば、

 

「いまだに解せないけど、これがなかったら今のわたしにはなっていなかった」

(感謝しろと言われたら難しいけど、必然だったのか・・・?)

 

と思うこともあるかもしれません。

 

 

もしくは、それほどのネガティブな記憶であるにもかかわらず、

「角度を変えてみたら、違う形で、わたしも他のひとに同じことを・・・やっているのでは・・・?」

ということもあるかもしれません。

 

 

 

ここで、前回書いた「やってもらったことリスト」も一緒に見てみましょう。

 

並べてみて、どんな風に感じるでしょう?

 

「やってもらったことの方が多いから、本当は感謝しなきゃいけないのに・・・」

 

と思った方。

 

 

そうじゃないんです。

 

 

「やられて嫌だったこと」は、強烈なエネルギーで自分の中に残ります。

 

一方で「やってもらった有難いこと」は、ほんのり薄味だと思うんです。

(記憶の彼方に消えかかっていたかもしれません)

 

 

だから、書いたリストを見比べてもらったら、

そこに書かれた数は違ったとしても、

 

自分が実感として受け取った

"ポジティブなこと"  と "ネガティブなこと" の総量としては、

 

ほぼ、ゼロになっていませんか?

 

 

特に親っていうのは、元々は、泣けばミルクをくれて、泣けばおむつ換えてくれて、泣けば夜中でもあやしてくれる、「アピールすれば何でもやってくれる都合のいい存在」だったわけです。誰にとっても。

" わたしが思うように、全部やってくれるのが当たり前 " 

それが「もう◯才になったんだから」と、理由もよく分からないままに全能感を奪われ、そのまま社会生活に入っていくのですから、「すべてが与えられていた」ところからの喪失感をどこかに抱えてしまうのは、誰にとっても・・・親も、その親も、またその親にとっても・・・当然だと思えませんか?

 

 

ナンプレ(もしくは数独)をご存知でしょうか?

 

3 × 3の9マスに1から9の数字が1つずつ入り、

さらにそれらを連結させても、タテヨコの列に、それぞれ1から9の数字が重複しないよう1つずつ入ることで全体が完成する、パズルゲームです。

 

今回の書くワークで取り組んだ5枚のシートを見返してもらいたいのですが、

 

自分ひとりについても、

親それぞれについても、

自分と親との関係にしても、

 

いいところもよくないところもバランスよくある(=つまりプラマイゼロになる)、

つまり1から9までをバランス良く持ち合わせていて、

 

それぞれの関係性においても、それぞれの持ち味が引き出されるように、そのつながりの中に1から9までが仕組まれている・・・

 

そういったことはないでしょうか?

 

 

これは決して「ポジティブになれ」というのではなく、

(ポジティブに偏ると、バランスを崩して病気になります)

 

人はどうしてもネガティブなことのほうにフォーカスしてしまうけれど、

 

実際は、

個別に見ても、全体を見ても、

1から9のすべてがその中にバランスよくあり、

いいこともよくないこともほぼ半分半分、

 

という見方です。

 

 

試しに、今日からこんなことをやってみてください。

 

「なにかいやなことがあったら、その裏にある、同じだけの良いことを探してみる。」

 

それはその時に感知できる、たとえば同じコミュニティの中で、という範囲に限った話ではないかもしれません。

 

「マイナス10ポイントくらいのいやなこと」

が起きたら、

 

「プラス3ポイントくらいの良いこと」

が2つ3つと、どこかからポロポロと舞い込んでくるとか、

 

「ここ最近 いいことが続いていたのですこし舞い上がっていた」

ことに気づく、

 

みたいなイメージです。

 

 

今回の書くワークを通して、あなたの中に なにかあたらしい気づきがあったら幸いです。

 

ご参加いただき、ありがとうございました!

 

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