こんにちは!エイミーです。
ひとつ前の投稿につづき、もう一つ体験談を。
これは学生だった当時から
「なんかヘンだな・・・」
と思っていたけれど、
改めて大人になって振り返るなかで、
「やっぱりヘンだ」
となったので共有したいと思います。
ざっくりしたお話になりますが、
ここから A、B、C、Dくんの4人が登場します。
Aくんの話
時は戻って、中学生の頃。
「わたしの人生、人に好きって思ってもらえたり、恋愛なんてすることがあるのかな?」
「好きだ、なんて思ってもらえるだけで幸せだよね」
そんな風に思いながら学生生活を送っていたところ、同じクラスのAくんから告白されます。
物静かだけど、運動神経抜群で、やさしい男の子でした。
「中学生なんてこどもなのに、付き合うってなに?付き合うと付き合わないの違いってなに・・・?」
と、大人が子供に言うようなことを言って困らせたものの、
「別に今好きじゃなくてもいい。一緒にいるうちに好きになってくれたらいい」
と根負けして、うやむやのうちになんとなく付き合うことに。
付き合うことになりなにがあるわけでもなく(家電で電話するくらい)、
記憶にあるのは一度、映画を観に行ったことだけなのですが、
その帰り道に家まで送ってくれる時に、Aくんがふと、突然、
わたしのことを下の名前で読んだんです。
その時のわたし。「えっ?」
隣で照れるAくん。「急にごめん・・・///」
その時のわたしのこころの声。
( なんでこの人に呼び捨てにされなきゃいけないの ) 爆
自分でもその時のこころの反応にびっくりして、
「こんなにいい人なのに、こういう状態でいるのってめちゃくちゃ失礼だわ(白目)」
と思い、すぐにお別れしました。
その後、ひとりで内省をした結果。
・電話でよく泣き言を聞いていたので、この人はわたしに頼りたいんだ、と思っていたこと。
(でもわたしはあなたには頼れないと思っていた)
・あと、たぶん見た目がタイプではないということ。
(お前が言うなというのは大いに横に置いておいて)
わたしは「自分なんて」と思い、
好きと言ってくれたら誰でもいいと思っていたけれど、
Aくんとの出来事を通して、そうした自分の中の本当の思いに
気づいたのでした。
Bくんの話
それからしばらく経ち、
物静かで、運動神経が抜群で、頑張り屋さんで、見た目がタイプの、
Bくんと付き合うことになります。
かっこいいな〜とか思ってはいたものの、
特別に話が弾むわけでもなんでもなく、
たのしい思い出もなにもないうちに、
ある日突然、振られます。
めちゃくちゃ泣いたのを覚えているけれど、
そこにあったのは
「なんだか自分を否定された気がする」
「人生の汚点だ・・・」
といったもので、
たぶん、Bくんが好きすぎてとか、そういうことではなかった。
(なぜなら恨みや執着を持つほどの思い出もなかった)
そのあとの内省の結果。
・お互いに好き同士がいい
(どちらかの気持ちだけだと、虚しさしかない)
Bくんとの出来事を通しての気づきでした。
Cくんの話
それからまた、時は経ち。
Cくんと付き合うことになります。
長くなってきたのでめちゃくちゃ端折りますが、
お互いを理解し、尊敬し信頼しあえる関係になり、
長いことお付き合いしたのですが、
「この人と一緒にいるとここからの人生でわたしはこれ以上成長できない」
と思うところがあり、別れることになります。
Dくんの話
またそれから年月が経ち、Dくんと付き合うことになります。
Cくんにはなかった要素を持っているDくん。
このあたりで、気づきます。
「お付き合いが終わるたび、毎回ひとり内省会をしてうまくいかなかった原因を導き出すけど、その条件通りのひとが次に現れるのへんじゃない?(決めてるんだから、そりゃそう・・・か? ん?)」
と。
Dくんとうまくいかなくなってきて、さらに気づきます。
「Cくんとうまくいっていた最大の要素が、Dくんにはない」
人それぞれ違うのだからそんなことは当たり前なのですが、
Cくんと一緒にいた当時はCくんのいいところにはさして感謝をしておらず、
いやなことばかりに目がいき、
「とにもかくにも、今の現実がいや!
なんでもいいから、こうこう、こういう人がいい!」
みたいに思っていた。
そして願っていたものは手に入ったけれど、
ちゃんとその通りになっているのだということに気づきました。
(以下全略)
まとめ:わたしの気付き
そこからさらに、ひとり内省会を深めるなかで気付いたこと。
Aくんも、Bくんも、Cくんも、Dくんも、
全員、そのひとりひとりとの関係を通して、
うれしかったこと・いやな気持ちになったこと、
つまり、
ポジティブなこと・ネガティブなことを並べると、
どちらかだけ、なんてことはないんですよね。
そしてその出来事のそれぞれに、
その時の自分の感情ポイントをつけてみると、
同じだけになるんです。
つまり、プラスマイナス ゼロ、ということです。
(同量出てこない場合は、自分で気付いていないか、認めたくないものを出していないだけだと思います。たとえば恋愛の場合、見た目がいいから自慢できた、学歴がいいから自慢ができた、みたいに自分では認めたくないようなところもひっくるめて出すのがポイントです。あとは、相手がだらしないおかげで自分はしっかりした人間だと思えた、とか。関係を通したメリット・デメリットについて、その時の自分の感情にフォーカスしてみてください。)
関係が薄かった Aくんについては、全体のポイントは小さい。
例えば、ネガティブ合計 −5点、ポジティブ合計 +5点、
みたいな。
(告白してもらえてたしかにちょっとうれしかったし、
下の名前で呼ばれたことだってそう大きなダメージではない。
むしろ Aくんに悪意があったことなんて一度もなかった)
関係が長く深かった Cくんについては、
ネガティブ合計 −90点だけど、ポジティブ合計もまた90点ある、
みたいな感じ。
(この場合についても、わたしの価値観を通したわたしの主観でしかない)
以前、こちらの投稿で書きましたが、
こうして人生の体験もすべてプラスマイナスゼロにできていて、
だからこそポジティブな面だけではなく、
ネガティブな面も受け入れられる自分になっていくことが必要なのかも、
だって、片側しかない世界なんて実際は存在しないのだから。
そして、どちらも本当は同量あるのなら、
ネガティブな面にフォーカスを当てて体験していくのは損でしかない。
でも、わたしがもっと理想の人と出会っていったように、
(実際は、登場する相手に善悪も優劣もなく、そうした出来事を通してわたしが「さらなる感情体験ができた」ということなんだと思う)
ネガティブな出来事からさらに自分の理想を導き出す、というのは
わたしたちの一度きりの人生を存分に楽しむ手段として、
とても有効なのではと、改めて 腑に落ちたのでした。
ぜひ、参考にしてみてくださいね〜!
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